Mather Point からの風景。(大きな写真へ!)

    さて、今回はグランドキャ二オン国立公園へ出かけてみたいと思います。

    グランドキャ二オンと聞いて、どのようなイメージをもたれますか? 多くの人は、あの赤茶けた雄大な断崖絶壁を思い浮かべるのではないでしょうか。そんな、グランドキャニオン国立公園の一部をこのホームページで紹介します。

    グランドキャ二オンは、アリゾナ州を流れるコロラド川が、数億年の歳月をかけてつくりあげた大自然の芸術作品です。その幅 7キロから30キロ、深さも1キロから1.6キロもあります。これだけを聞いても、その雄大さが想像できるのではないでしょうか。

    しかし、ロサンジェルスからグランドキャニオンへ手軽に行けるのでしょうか?

    もちろんです。


    多少?!長距離ドライブになるとは思いますが、一度車でグランドキャニオンを訪れてみて下さい。

    ロサンジェルスからは、フリーウェイ10号を東に向かいます。約40マイル程で Ontario の街に着きます。そこから、フリーウェイ15号に乗り換えてラスベガス方面へ向かいます。90マイル程北上すると Barstow の街にでます、そこでフリーウェイ40号に移り東へ車を走らせます。ここから Williams の街まで240マイル位! Williams の街に着けば、グランドキャ二オンまでは後僅か。フリーウェイ64号をグランドキャ二オンに向けて北上してください。50マイル程走ると、そこには雄大なグランドキャ二オンが見えてきます。

    グランドキャ二オン国立公園は、コロラド川を挟んでノースリムとサウスリムに分かれ、壁の上に向かいあったところに、それぞれの町があります。ノースリムは、その標高が300−600メートル程高く違った表情をみせます。気候もより湿潤で涼しく、ノースリムの上に生えている樹木も豊富で、四季おりおりの表情を楽しむことができます。ただ、冬は積雪が多いため10月から5月までの間は閉鎖されます。

    そこで、今回はサウスリムを紹介します。このサウスリムは、手軽さから毎年多くの観光客が訪れています。また、グランドキャニオン国立公園を訪れたことのある人の多くはこのサウスリムに立ち寄ったのではないでしょうか。

    ここの日中の気温は40−50度にも上り、夜にもなるとそれが10度以下に下がります。もし、グランドキャ二オンで宿泊する計画をたってている人はそれなりの支度をしていった方がいいでしょう。特に、日の出を見たい! (写真アリ) と、思っている人は絶対に暖かい格好をして外に出て下さいね!

Watch Tower





    展望台にそびえる? ウォッチ タワーは、1932年にインディアンの遺跡からそのデザインをとり建てられたものです。その中に入ってみるとわかりますが、インディアンの壁画が描かれなかなか素晴らしい! もちろん、建物の中からもグランドキャ二オンの素晴らしい景色をみることができます。

Yaki Point からの風景です。(大きな写真へ!)

Mather Point からの風景です。(大きな写真へ!)

Grand View Point からの風景です。





Moran Point からの風景です。





Lipan Point からの風景です。





    グランドキャ二オンの四季は、とても鮮やか?! 上の写真を見ていると、グランドキャニオンは乾いた砂漠と岩肌が続く土地のように思われるかもしれません。しかし ...

    断崖の上は、海抜2,000メートルにもなり春の訪れはとても遅いです。夏になると、谷底では気温が40度にも上りとても暑いです。そして、突然の雷雨! グランドキャ二オンの秋はとても紅葉が華やかで、私たちの視覚を楽しませてくれること間違いなし。冬になると吹雪になる日も多く雪景色のグランドキャ二オン。

    この数枚の写真を見ているだけでも、もうグランドキャ二オンに行ったような気になってしまうのは決してあなただけではないはず! 写真で見ていると、漠然とした風景に見えるかもしれませんね。岩、崖、そして砂漠が続くつまらない風景。しかし、そのつまらない風景にあなたは、一生忘れられない感動を刻まれてしまうのです。





    こんな赤茶けた岩の世界にも植物は成長し、小動物は生活しています。





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